母への思い
☆☆☆こんにちはhanaです☆☆☆
私は、気まぐれに
- 本を読んで心に残った言葉
- 欲しい物
- 行きたい所
- 参考にしたい雑誌の切り抜き
- 新聞の切り抜き
- テレビや、ネットで良いと思った情報
等をノートにメモしたり貼ったりしています。
書く事は好きなので、色々メモしたり、手紙を書いたりします。
冠婚葬祭や出産、入学等のお祝いの際の
『贈答品覚え書き』ノートを久しぶりに見返してみました。
表紙の裏に、結婚前に母が時々書いてくれたメモというか手紙が数枚挟んであります。
広告の裏に書いてあります。
実家へ行くと母が裏の白い広告を集めて、いつでもメモ出来る様に置いてあります。
母から貰った広告の裏の手紙は、もっとたくさんありましたが、手元に残しているのはこれだけです。
実家では猫を飼っているので、猫😺のイラストも書いてありますね。
仕事で私が帰りが遅くなった時は、こうやってメッセージを書いて食べ物と一緒にテーブルに置いてくれていました。
仕事で疲れていても、母のメッセージに何度も癒やされました。
その 母が7年前にアルツハイマー型認知症と診断を受けました。
実際にはその数年前から症状は出ていました。
当時父は仕事が忙しく
私も長女が2歳、長男0歳の子育てと、認知症で施設入所していた祖父の見舞いに週1、2回(着替えを届けに車で往復2時間かかりました)と、
足が悪い祖母の病院通いの手伝いに必死で
、母の様子がおかしいと思いながら
元々しっかり者の母なのでプライドもあるし病院受診を躊躇していましたが、
母の友人から
『hanaちゃんがお母さんを病院へ連れて行ってあげなきゃ。』と助言があり、覚悟の受診をしたのでした。
診断を聞いた時やっぱりそうかという思いと、これからどうしようという思いでした。
当時60代前半だった母は
『若年性のアルツハイマーですね。
お母さん位の年齢で発症した人は進行も早くて何人か診てきましたが数年、早くて5年位で自宅での生活は困難になる人が多いです。』と母のいない所で先生から話しがありました。
母本人も時々
『何でよりによってこんな病気になっちゃったんだろう』という事があります。
あれから7年、当時と思うと進行はしていますが、緩やかです。
食事の支度も他の家事も段取りは悪くなりましたが出来ています。
草むしりや農家の仕事で体をよく動かしている事も緩やかな進行に影響しているのでしょうか。
たった今の事を忘れてしまい、何度も同じ話しを繰り返したり、感情の起伏が激しかったり、怒りっぽくなったり…。
母が病気だと分かっていても
理不尽な事で母から怒られ、父の事を悪くい言うのを聞かされ、苦しい思いをする事も多々あります。
でも、本来の優しい母の言葉や思いを感じる事も多々あります。
昔の母からの手紙を見て、
本来の母はこういう思いやりのある人なんだと思います。
今でも、両親に会いに行くと母は私にお茶を入れてくれたり、花も花瓶に活けてあって
、お客様がいらっしゃっても、さっとお茶を出し、おもてなしの心遣いは昔とかわりません。
私が帰る時も何かしら野菜やお菓子を探して持たせてくれます。
また、書く事が好きなのは母譲りです。
母もテレビを見る時はノートを開いてメモしたり広告の裏にメモします。
祖母(私の母の母親)も、ラジオを聞いてはメモ書きしたり俳句が好きで良く書き物をしていたそうです。
私の娘も書く事が好きです😊
今すぐの事を忘れてしまう母だけど、
まだまだ私が助けて貰う事も多いです。
繰り返し何度でも母への感謝の思いを伝えていきたいです。
今日も最後までお読み頂いて
ありがとうございました。
☆☆☆あなたにも幸せが
たくさん訪れますように☆☆☆