どんな心で掃除をするのかが大切。汚した人への怒り?綺麗になる喜び?
☆☆☆こんにちはhanaです☆☆☆
自分の色々な問題(親の借金、母のアルツハイマー型認知症の進行、子育てのつまづき、自分のこれからの方向性の迷い)が生じて、人生の流れをもっと良い方向へ変えたいと
運気アップの為にやるといい事をやってみようと、まずは不要な物を捨てていく事にしました。
数年がかりで、かなり多くの物を手放してきました。
約6年前に家を新築した際に使用した壁紙が家を建てた2,3年後からボロボロと剥がれ落ちてきてしまい、その壁紙はリコール対象となり、
2年前に家の壁紙全部を住みながら総貼り替えする事になりました。
幾つもの家具が置いてあるのを移動しながらの貼り替えは、貼り替えたらまた家具を移動して引っ越しするくらい、かなり労力を要しましたが、
その際思い切って大量の服を処分し、タンスも複数あったので、リサイクルショップへ持って行ったり、不要な家具を手放しました。
結果、新築の時よりも好みの壁紙デザインに変更して貰え、家具が減って部屋もすっきりして、リサイクルショップで多少のお小遣いが入り、替えの壁紙代と貼り替えの工賃もリコール対象で無料でやっていただけました。
子供部屋の一面だけ子供が選んだ空の壁紙。
又、自分の色々な趣味の道具(消しゴムハンコの多量の消しゴム、クッキー型、小物作りの可愛い端布等)も数を絞って、段階的に手放しました。
実家のアルツハイマー型認知症の母の部屋はそれこそ物だらけで、物による圧迫感は大変なものでしたが、2年以上かけて少しずつ一緒に片づけを進めてきました。
特に読書好きな母は、子育てや教育関連、自己啓発関連、絵画関連、健康関連、料理本、雑誌等100冊を優に超える数の本をベッド回りに置いて、更に多量の服、ポーチ、小物入れ、その中に細々したものをたくさん入れていました。空き箱大好きで、お中元等の贈答用の箱が空くと部屋へ持ってきて、靴下を入れたり、広告を入れたり、文房具を入れたり…。
母は空の段ボールを見つけると部屋へ持ってていき、他の部屋の本棚から本を持ってきて段ボールへ入れて枕元に積み上げる事を繰り返していました。
母の部屋の本格的な片けは、母がデイサービスへ行き始めた時を機に始めました。
まず本を段ボール箱から出して本棚へ戻し、箱を畳んで縛って処分。片方だけになった靴下、紙袋、明らかなゴミも…。
奇しくも病気の進行と共に、母は物を手放す気持ちを持てるようになってきたように思います。
以前は『それはまだいる。それもまだ使う。私が死んだら捨てて』と言っていたのが、
『もう私は着ないから捨てていいよ。』
『その本は私の本じゃないからいらない』
『hanaちゃん、きれいにしてくれてありがとう。私も一緒に(本)縛るわ。』と、本の片づけを進んでやってくれたりします。
次の日実家へ行くと母の部屋にまた物が増えている事もありますが、ベッド回りに必要だと思う物を置いて置く事で母の心の安心安定になるようなので、
片づけ過ぎないように気をつけています。
父もまた、片づけられない、小銭を家のあちこちに大きな、人の気持ちに鈍感、コミュニケーションがとりづらいという事から、病院で診断を受けてはいませんが恐らくアスペルガー症候群の傾向があります。
タンスに服をしまえず、タンスの上や床に服を積んでいく。ゴミをゴミ箱に捨てずにテーブルや棚の上に置いたまま。空き瓶、空き缶を洗って処分が出来ないので、そこら辺に置いてある。
父は書類に書く文字は書写の教科書の様な綺麗な字を書くし、色々な重機の操作が出来るけれど、片づけられなくて、仕事道具の扱いも雑で汚れたままにしているので、私はいつも父のスペースの片づけをする時は『何で片づけられないの!何回言えばわかるの!もっと物を大切にしてよ!』と怒りの気持ちを全面に出してしまい、強い口調で父を責めた事も多々ありました。
掃除をどんな心でするかが大切だと痛感した出来事が先週ありました。
実家の農作業の手伝いに来て頂いた気心の知れた両親と同年代のSさんが、
『ちょっと作業小屋片づけようか。
地面に直接置かないように、道具を掛けて、見やすく。
ゴミと使う物を分けていこうか。
hanaちゃんのお父さんも忙しくて、片づけまで手が回らないのや。
私は自分の家や周りを綺麗にしてから死にたいっていう思いがあるから今せっせと、片づけてるけど、隣の本家に一人で住んでいるお義姉さんは全く片づけや掃除をしない人なのね。だから
「今、家の木を剪定してるけど、ついでに、お義姉さんとこの木の剪定させてよ」
「お義姉さん、草むしりついでにやってもいい?」って聞きながら綺麗にしてる。
そうするとお義姉さんが「Sちゃんありがとう」って言ってくれて、家回りも片づけさせて貰って、3日も経つとまた散らかってるから「お義姉さんまた、草むしりに来たよ」って行くけどね』と。
又、Sさんは
『猫が泥んこの足で廊下を歩いても
「あんた(猫)のおかげで廊下の雑巾がけができた」って思うし、
猫が障子を破れば「あんた(猫)のおかげで障子の貼り替えが出来た」ってね。
お義姉さんみたいに掃除が出来ない人もいれば、代わりに私が綺麗にさせて貰うようになってる。そうやって世の中バランスがちゃんととれるようになってる。凄いよね~hanaちゃん。ハハハ。』と。
目からウロコ~!!!
片づけて、掃除して場所が綺麗になっても、掃除をする心が怒りの波動を出していたら、投げかけたものが返ってくるのかも~!?
Sさんの言葉で自分の中で何かが変わりました。
父にとっては苦手な片づけ。誰かフォローする人が必要なんだ。
なのに私は父への怒りと責める気持ちをぶつけてしまっていました。お父さんゴメンね。
Sさんの話を聞いてから「綺麗になって気持ちがいい」という感情で実家を掃除していると
、家に対して『父と母を守って下さってありがとうございます』と感謝の思いが出てきました。
父の乱雑な物の扱いに多少の怒りも生じてしまうけれど、父は不器用ながらも仕事に、家事に母の面倒に本当によく頑張ってやってくれていると思います。
もう少し優しい言葉を父へかけてあげなきゃなと反省しました。
汚れや、汚した人に対する怒りではなく、
綺麗になることを喜んで掃除していれば、物や人への感謝の気持ちがたくさん生まれてくる気がします。
掃除を通して、自分の気持ちの変化を感じ、物や人への感謝の気持ちを持つことの大切さを改めて知る事が出来ました。
長文にお付き合い頂きましてありがとうございました。
☆☆☆あなたに
たくさんの幸せが訪れますように☆☆☆