母と笑顔で過ごせるように
☆☆☆こんにちはhanaです☆☆☆
↓こちらは2年前までの母の部屋。
これでも、ベッド2台の間の片付けが済んだ後の状態です。左は母のベッド、右は父のベッドですが、父のベッドは母の物で占領されてしまっています。
5年前に敷地内の離れの家に、一人で住んでいた祖母が亡くなり、父はその離れで寝るようになりました。
その頃の母は怒りっぽくて、夜は居間で、うたた寝をしては夜中まで寝室で電気をつけて起きていたり、突然おかしな事を言って父に怒り出したりして、一緒の部屋では夜父は休めなくなりました。
祖母が亡くなったタイミングで父は離れで寝て、昼間は一緒に母屋で過ごす日々が続いています。
↑父のベッドに山積みの母の私物。これでも片付け始めて物を減らした後です。
母のベッドにも枕元に色々置かれています。
歯ブラシに関しても『みんな私の歯ブラシを持っていっちゃう』と使い古しの歯ブラシも合わせて何本も枕元に置いていました。
この頃、この部屋に埋もれていたのは物だけではありませんでした。幾種類もの大量のサプリメントや化粧品、未払いのサプリメントや化粧品の請求書…などなど。
認知症の母宛てにかかってくる勧誘電話で数々の商品を購入していた事実。
母に聞くと『私は買ってない。昔頼んだだけ!hanaちゃんは余計な事言わんといて!』
これは何とかしないといけない。
現在契約進行形のサプリメントと化粧品の会社に電話をし、契約を解除し、返品手続きをしたり、消費者生活センターの職員の方にも幾度も電話をして、助けて貰いながら、数ヶ月かけて何十件もの契約を解除しました。
固定電話は、母が電話に出ないように父の携帯へ転送設定しました。
部屋の片付けも同時進行で、一度に片付けると認知症の方は変化に対応しきれない場合があるので、一気に片付けずに少しずつ母と一緒に数ヶ月かけて亀の歩みで片付けを進めてきました。
片付け始めの母は
『捨てるなんてバチが当たる。全部お母さんの大事なものやで!』
と片付けを頑なに拒否していましたが、病気の進行と共に
『私もいらない本、紐でしばるわ。何を手伝ったらいい?これも、もう処分していいよ。』
と片付けを受け入れるようになり、昨年からデイサービスへ通い始めて、母がデイサービスの日に私一人で片付けを進めて、
『本はここにしまったよ。服はここ、小物はここ』と説明すると、
母は怒らず
『hanaちゃんのおかげ。きれいにしてくれてありがとう』と言ってくれるようになりました。
母の部屋の次はキッチンの片付けに取りかかり、次は物置と化した部屋が幾部屋もあるので、順に片付けをしています。
振り返ると、当時小さかった末っ子を連れて、『よくやったなぁ自分』と改めて思いました。
今も、病気の母に関しての困り事はたくさんあるけど、母の病気を通して、自分の生き方や心の在り方を考えさせて貰える貴重な経験をさせて貰っていると感謝しています。
今は『hanaちゃんのおかげ。いつも来てくれてありがとう』という母とお互いに少しでも嬉しい気持ちで過ごしたいと願っています。
母も自分も、
そしてあなたも毎日ご苦労さま。
おかげで片付けスキルが上がりました(*^-^*)
おかげで、大変な出来事を経験して、得られるもの(目に見える物、目にみえないもの両方)の多さに感謝出来るようになりました。
これからも、いろんな事があるでしょう。
母と共に、また、自分の家族と、自分の周りの大切な人たちと
共に泣いて笑って喜んで人生を歩み続けていきたいと思います。
本日もお読み頂きましてありがとうございました。
☆☆☆あなたに
幸せがたくさん訪れますように☆☆☆