母(アルツハイマー型認知症)の味噌汁。介護と子育て同時期で良かった。

☆☆☆こんにちはhanaです☆☆☆

数日前、父が

『俺が朝ご飯前にひと仕事して帰ってきたら、〇〇〇(母)が味噌汁作っとった。

ナスだけじゃなくて豆腐も入って、味もちゃんとしとって、うまかった。』

と、興奮したように話したのでした。

〈本日、方言解禁です😆〉

数ヶ月ぶりに母(アルツハイマー型認知症)の料理を口にしました。

味噌汁を作ろうとしたのでしょうが、味噌が何処にあるのかわからなかったようで、めんつゆか、醤油のような味でしたが、美味しい汁でした。ナスと豆腐が入っていました。

これは、父と私にとっては、大変驚きの嬉しい出来事でした。

昨年は、何とか食事の支度が出来ていた母も、今年に入って徐々段取りが出来なくなり、味付けも調味料を入れた直ぐに忘れてまた調味料を追加して、味が濃過ぎ食べれなかったり、野菜や肉、又は複数の野菜など、具材を２種類以上使う事が出来なくなって、玉ねぎだけの炒め物や、ピーマンだけの炒め物、又は肉だけを焼くなど単品料理しか出来なかったり、料理もほとんど出来ない状態が続いていたので

『凄いに。お母さん、どうしたんやろうね。味も美味しいし、何か嬉しいね』と、父と同様に私も興奮して

『お母さんの久しぶりの料理食べれて嬉しいから、記念にお母さんの味噌汁、味噌味じゃないけど（笑）写真撮っておくわ』と写真に収めました。この日はちょうど母がデイサービスへ出かけて留守で、父と私と二人で母の味噌汁を絶賛しながらの昼食をとなりました。

それ以降は、母の味噌汁が食卓に上がる事はありませんが…。

平日デイサービスへ行かない日のお昼ご飯は私が作りますが、
『hanaちゃんは、手際良く美味しいごちそうを作って凄いね。hanaちゃんのおかげ。ありがとう』と

母が言ってくれるので、

『お母さんは何十年も同じように毎日料理作ってきたし、私はお母さんの料理で育てて貰ったで、今度は私に作らせてね。』と答えます。

私は食事のレパートリーが少ないので、自宅では、野菜や酢、生姜、ネギ、などの香味野菜が苦手な夫と子供達に食事作りは苦労しますが、

実家では両親共に何でも私が作った物は美味しいと食べてくれるので、有り難いし、母に褒めて貰って料理上手になった気になります。

アルツハイマー型認知症の母は、毎日色んなおかしな事『何でそんな事するの？』と思う、他者からすると困り事を色々やっています。

母なりに思う所があって、病気がそうさせているので仕方無いけど、家族としては怒れてしまう事も多々あります。

同様に末っ子4歳息子も悪気は無くて、こぼしたり、壊したりしてしまうことがあり、

子供の気持ちを聞く前に叱ってしまい

『俺、自分で牛乳入れて飲みたかったもん』

『俺、ママのお手伝いしたかったもん』と悲しい顔をして話す息子の気持ちを聞いて

『そうだったんだね。叱ってごめんね』と、

頭ごなしに叱ってしまった私の心もチクッと痛みました。

親の介護と子育てが同時期で、大変な事もあるけど、母の気持ちや息子の気持ちに寄り添う大切さに気付けました。

本日もお読み頂きまして、ありがとうございました

☆☆☆あなたに

　　幸せがたくさん訪れますように☆☆☆